ブラインド対決のコツ:BB編

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SB vs BB対決

この記事を読む前にブラインド対決のコツ:SB編を読んでください。

以前の記事に書いたように、SB vs BB対決はよく出会う割には誤解しているプレイヤーが多いシチュエーションです。

基本的な戦略はそこまで難しくありませんが、GTOチャートを確認するとミックス(混合戦略)になっているハンドが多くて、人間が理解して再現するのは難しいです。

BB戦略

SBがリンプした際

レイズ
  • バリューハンド、ドミネートしているハンドにコールされるハンド(JTsをレイズしてT9oなどにコールをもらう、KQoをレイズしてより弱いKやQにコールをもらう)

  • プレイアビリティの悪いオフスートのブラフハンド(K2o, T4o, 73o)。
    レイズすることでドミネートしているハンドを降ろせるハンド(Q2oをレイズして、Q7oなどを降ろす)

  • スーテッドだが、トラッシュハンド(72s, 62s)。
    コールされた場合でも一応プレイアビリティがあり、ドミネートしているハンドを降ろせる場合もあります。(72sをレイズして、76oなどを降ろす)
チェックバック

バリューレイズするほど強くはないが、ブラフレイズするほど弱くもないハンド。

このようなハンドはレイズした際に降ろせるハンドのほとんどは元々勝っているハンドです。

そして3betされた際にコールができないのでハンドのエクイティが無駄になってしまいます。(JTo, KTo, Q9s, 86s)

オールイン

スタックの深さによってオールインも発生することがあります。

レイズして3betオールインにはコールができないけど、自分からオールインはできるハンド。
例えば20BBの深さだと、22-55, A2o, A3oなど

SBがレイズした際

コール

コールは深さとトーナメントの段階(ICM)によって変わりますが、ポストフロップでインポジションになるのでかなり広いです。

レイズ

バリューは簡単ですが、ブラフはギリギリディフェンドできるかどうかのオフスートのハイカード+ローカードから来ることが多いです。

オールイン

深さによってレイズに対してオールインも発生します。20BBなら22-66やAxなど。

どちらかというと高いエクイティのハンドですが、ポストフロップがプレイしやすいわけではないので、オールインして相手からエクイティを奪うようにしています。

エクスプロイト

皆さんはエクスプロイトをどのように考えていますか?

僕の場合は、GTOレンジと相手がプレイするであろうレンジを比べ、何か異常を見つけたらその異常をどのように攻めれるかを考えています。

何かアイディアが思いついたらソルバーでノードロック機能を使ってそれを確かめるようにしています。

GTOウィザードでは現時点でプリフロップのノードロックがほぼできないと思うので、僕はHRCでやることが多いです。

SB vs BBで考えられるエクスプロイト

自分が現在使っているエクスプロイトなので詳しいところまで書きませんが、いくつかアイディアをリストアップしようと思います。

タイトの相手に対して

SBからブラフレイズのないプレイヤーがまだまだ多いので、GTOのレンジほど広くコールしない方が良いと思います。

上手い相手に対してその1

SBから広くレイズする上手い相手なら、そのSRPノードに慣れていると思いますが、あまり発生しないBB 3ベットノードに持っていくのは良いと思います。

上手い相手に対してその2

SBリンプ、BBチェックバックノードでSBがフロップで広く1BBベットすることが最近多いですが、これに対してバックドア付きブラフでレイズ返したり、あるいはフロートしてターンやリバーで攻めるようにするのは現状かなり利益的だと思います。

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