ブラフの役割について

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ブラフについて僕が考えていることをいくつか書きます。

ブラフが存在する主な理由はバリューベットをコールしてもらうためです。

完全にブラフをしないプレイヤーなら、バリューベットをした際に相手も強いハンドを持っていない限り降りてしまい、バリューが取れなくなってしまいます。

EV

ブラフのEVが主に2つの所から来ると思います:

  1. セミブラフしてより良いハンドを降ろした際
    例えば:JT6フロップにてKQo vs A3o
  2. 今回はキャッチされるかもしれませんが、次回バリューベットした時にコールされた時のEV
    ブラフで降ろした際 vs バリューベットをコールしてもらった際で勝つ額が全然違いますので、こちらのポイントの方が前者より大事だと思います。

各段階でのバランス

上記の理由でポーカーでは各段階(preflop, flop, turn, river) でブラフの可能性も考えないといけません。

例えば、フロップとターンはブラフするけど、リバーで全くブラフしないプレイヤーなら、相手にとって非常にエクスプロイトしやすい状況になります。

リバーでバリューベットが来ればブラフキャッチしないだけ。

簡単に聞こえるかもしれませんが、各段階でブラフを見つけるのは決して簡単ではありません。

状況によってショーダウンバリューのあるハンド(Aハイやワンペア)をリバーブラフに変えないといけない時もあります。

ベットサイズ

ブラフのベットサイズはバリューのベットサイズによって決まります。

基本的にブラフは偽かけているバリューハンドと同じ動きをしないといけないと思います。

例えば、上記の 30bb eff BTN vs BB A94ボードでQJやJTがAQやAJの真似をするから大きいサイズのベット(B83)を選んでいます。

その結果、9xからコールをもらえて(バリューベットのEV)、さらにKハイを降ろせる(セミブラフのEV)

マナー

ブラフはけっして恥ずかしくないです。ブラフキャッチされた際に目を合わせられずに何か悪いことをしたのようにハンドをマックする必要ありません。

良いブラフをしたなら誇りを持ってハンドを見せましょう。そして相手のブラフキャッチしたハンドも見て、その情報を次回のプレイに使いましょう。

最後に

ブラフはポーカーの欠かせない要素であって無視してはいけませんが、無理にブラフする必要もありません。ブラフするなら目的を決めてブラフしましょう。

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